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【結果オーライ】
30歳で貯金100万は全然ヤバくないって話。

唐突にカミングアウトするとこのブログを書いてる時点での俺の貯金総額は100万弱である。

これは人によっては由々しき事態ではあるが、俺自身そこまでヤバいと思ってない。

ヤバいと思ってないのが一番ヤバいのかもしれないが、そもそもこの記事を書いている時点で少なからず危機感は感じている。

推測だが一般的な30歳の独身男性なら、もっと危機感を抱いているのではないかと思う。

なぜなら30歳で貯金100万は客観的に見たら少ないからである。

心の中ではヤバいとは思いつつも本気でヤバいとは思っていない。

というわけで今回は30歳で貯金100万になった心境について語ってみた。

30歳で貯金100万になった経緯

事の発端は俺が29歳で仕事を辞めてからの半年間、定職に就かずニートを堪能したせいで貯金が100万を切りそうになった。

必ず掛かって引っ越し費用や税金の支払いなどのまとまった支出は仕方がないにせいよ。

その内訳はほとんどが毎日の生活費である。そしてニートの分際でバイクの免許を取りに行ったのも。

あとは相方の借金の肩代わり。

 

30歳で貯金100万の発見

3ヶ月は失業手当が支給されたのだが、働いていた頃の金銭感覚が抜けずニートの分際でそこそこの生活をしてしまった。

むしろ働いていた頃より使っていた気もしている。

元の貯蓄がそこまでなかったのにも関わらず、後先を考えずに使ってしまった。

塵も積もれば山となるのを身を持って体感した。金のないニートが毎日のように喫茶店に行って外食するのは自分の首を絞めるだけである。

これほどまでに生活水準を下げるのが難しいとは思わなんだ。

30歳で貯金100万という危機感

元々、300万弱あった貯金が100万を切りそうになったことで「さすがに節約しないと貯金が底をつきそうだな…」という不安と「なぜもっと早く気付いて対策をうたなったのか…」という後悔が脳裏に過ぎった。

極論、不安よりも後悔が勝ってしまっていて、貯金が減ってしまった不安より計画性のない自分への後悔のが強かったせいか、それほど危機感は感じなかった。

現状の貯金に対する危機感はあまり感じなかったが、今後の自分に対する危機感はめちゃくちゃ感じた。

「このままでは(人間的に)ヤバい…」と思った俺はこの経験を生かすべく、何事も逆算して計画性を養うように意識し始めた。

30歳で貯金100万の収穫

このブログもただ漠然と記事を執筆するだけではナンセンスなので、月に何記事書くためには週に何記事書けばいいのかを逆算して自分でノルマを科すようになった。

どのぐらいのペースで書けばいいのかが明確になった。

30歳で貯金100万になったことで計画的に物事を進めることの重要さに気付いたのは何よりの収穫である。

30歳で貯金100万という境地

定職に就くと自分の生涯所得がある程度、分かってしまう。

これにガッカリしてしまった経験は俺だけではないはず。

そして30歳で貯金100万という現状に直面して「今さら固定給で地道に貯金しても高が知れてるのでは?」そう思うようになってきた。

だったら今から挽回して過去の分まで取り返す勢いで稼がない意味がない。

まだ早いかもしれないが、無駄に完璧主義な俺は既に「今から貯金したとて…」と思ってしまっていて結果的に逃げ道を自ら塞いでいた。

背水の陣まではいかないものの、30歳で貯金100万という現実は俺自身を諦めさせたと同時に自分を追い込ませる結果となった。

30歳で貯金100万の自信

何故だか知らないが俺には根拠のない自信がある。

この自信は何処から湧き出ているのか自分でも定かではなかったが、最近この自信の源泉の在処がなんとなく分かってきた。

というのも俺の今までの人生を振り返ってみると学校の成績や仕事の実績などを褒められることよりも、学校での振る舞いや仕事に対する姿勢などを褒められるほうが圧倒的に嬉しかった。

これはすなわち点で褒められるか線で褒められるかの違いであり、線で褒められたほうが心に残るはず。

ハッキリと眼に見える具体的な評価はとっくの昔に枯れているが、フワフワとして眼に見えない評価は今も俺の心の中でずーっと咲いてる。

30歳で貯金100万でも余裕

要するに評定より人格。小中学校の通知表でいう右側の部分を褒められるみたいな感覚である。

俺自身、小3の担任に言われた「想像力が豊かだねぇ〜」は20年以上経つが、未だに味がする。

こういう抽象的な事象を俺はなんとなく覚えていたので、30歳で貯金100万でも可能性しか感じてない。

今までの人生において何かを成し遂げたことがなくても、強烈な成功体験や圧倒的な実績を上げたことがなくても大丈夫。

その人自身を誉めるような型に嵌まらない評価は地味だが、後からじわじわと効いてくる。

ふんわりとした掴みどころのない抽象的な言葉を甘く見てはいけない。貯えより蓄え。

30歳で貯金100万を客観視

というわけで今回は30歳で貯金100万になった心境について語ってみたが、結果的にはプラスに働いてる気がする。

でも見方によっては強がっているように見えるのは、あながち間違いないでもない。

なぜなら何とも思っていなかったら、そもそも記事にしていないからである。

30歳で貯金100万という状況は主観的に見たら何とも思わないが、生憎まともな感性を持ち合わせているので嫌でも客観的に見てしまうのが俺の性。焦る気持ちも無きにしも非ず。

良くも悪くも客観視してしまうのは払拭できない。

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